自分の魅力を担保に、周囲の手助けという最強のレバレッジを得よう

人から何かをしてもらうことが、とても苦手。

これは自己評価が著しく低いことに起因していると思うのだけれど、とにかく人にお願い事をすることが苦痛でプレッシャーなのである。

 

だから、なるべく一人でできるようなことで、これまで食い繋いできた。

人から協力を仰ぐことを避ける道を選んで、生きてきたのだ。

 

といっても、人は一人で生きていけるものではない。

こちらから何かを頼むことは少なかったかもしれないが、今の私があるのはこれまで出会ったたくさんの人たちのおかげなのは、曲げようのない事実なのは、本人がいちばんよくわかっている。

 

それなのに、未だに頑なに一人で生きていこうとする私。

いや、一人で生きている“フリをしている”私、の方が正しいか。

 

でも、最近加齢のせいか、その弊害に気づくようになってきた。

なんでも一人でやろうとしてきたせいで、誰かの力を借りる為のコミュニケーションの成長を自ら削いできてしまっていたということを。

そして、人から何をされることが良くて、何をされることが悪いことかの一般的な空気感を計るものさしを創る機会を得てこなかった損失のダメージを!!

 

人に何かをされることは苦手だけれど、人に何かをすることには抵抗がないので、頼まれたことは、自分の力の範囲内で、惜しみなく協力しがちなのであるが(前述の通り、自己評価が低いせいで、使われる機会も多い…)、このさじ加減をよく間違えるのである。

 

これは大変、由々しきこと。

 

若いうちに失敗をして身につけるのが理想ではあるが、そうもいかない。

とにかく、恐れ過ぎずに、人から労力を得ることの抵抗をなくせるよう、日々努めていきたいと思う。